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気象連動型広告とブランディング

今年の正月は愛媛・松山の道後温泉で迎えましたが、愛媛県の山間部では70cmを超える記録的な大雪が降るなど、全国的に冷え込みが厳しい年末年始でしたね。

大雪の風景

一方で明日(1/14)の東京は最高気温が17°C近くまで上がる予報が出ており、一転して春のような陽気になりそうです。(その後は、また冬の寒さに戻りそうですが。)

近年の気候変動により、「平年」をベースにすると、春物キャンペーンのスタートが遅れてしまったり、反対に、本格的な需要期を迎える前に予算を投下してしまう、といった問題が起きるケースも増えています。

弊社が提供する weathermarketing.net をお使い頂くことで、気候変動の振れ幅が大きい年でも、「春の訪れを感じられる気候」になったタイミング・エリアにおいて、自動的に春物のキャンペーンをスタートすることができますので、「出遅れ」や「フライング」のリスクを軽減することが可能になります。

ところで、weathermarketing.net のご利用先が増える中、「天気に合わせて何を伝えたらよいか?」というご質問・ご相談を頂くケースも増えてきました。

  • 毎日変わる気温や天気にあわせてお薦めの商品やメニューを呈示する(e.g. 寒い日には鍋物やマフラーをお薦めする、晴れた日にはサングラスや日焼け対策用品をお薦めする、など)

  • 来店・来場が減りそうな天気の時にはインセンティブを提供して集客につなげる(e.g. 雨の日割引きやポイントアップなど)

  • 季節の到来にあわせて季節商品を呈示する(e.g. 春の訪れを感じる天候になったエリアに自動的に春物キャンペーンを配信する、花粉の飛散量が多いエリアに花粉症対策商品の広告を配信するなど)

こうしたケースでは、「天気に合わせて伝えること」もイメージしやすいと思いますが、一方で、企業あるいは商品・サービスの認知向上やブランディングを目的としたキャンペーンでも、気象連動型広告を活用することで、広告に対する注目・反応を高めることが可能です。

気象連動型広告を活用して頂くメリットの 1 つに「(閲覧・行動履歴データの活用が難しい場合でも)一人ひとりのおかれた状況やニーズに寄り沿ったコミュニケーションの実現」があります。

近年、企業側・媒体側の都合が優先され過ぎたことで、人々のニーズや状況に沿わない広告が多数配信された結果、消費者の広告離れや、広告効果の低下を招くという問題が起きています。

以前、こちらのブログでも紹介しましたが、エビアンは、ブランディングキャンペーンの実施にあたり、気温・天気・湿度などの気象条件を組み合わせ、「水が飲みたくなる状況」の度合いに応じて配信するメッセージを切り替えるという施策によって、購入意向やブランド認知の引上げに成功しました。

エビアンの画像

貴社のブランディングキャンペーンにおいても、気象データを活用し、人々に状況やニーズにより沿った広告を配信してみませんか?

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