第5回weathermarketing.netセミナーレポート
気温が上昇し厳しい暑さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、8月2日に第5回weathermarketing.netオンラインセミナーを開催、「The Weather Company」の元責任者が世界の気象データ活用の潮流を語る!をテーマに世界の気象データの潮流と、変わる企業のマーケティングについて、弊社の石丸がお話させていただきました。
石丸は、米国の大手気象情報会社「The Weather Company(ザ・ウェザー・カンパニー)」の日本におけるビジネス展開をリード。The Weather Companyは、気象データの収集、解析、予測において高度な技術を活用、膨大なデータを処理し、リアルタイムで正確な予報を提供することで注目をされてきました。2016 年には IBM に買収され、IBM Watson と統合することで、より高度な分析や人工知能を活用し、ビジネスにおける気象データの活用を推進してきています。
気象データをビジネスで活用することの重要性を深く理解している石丸だからこそ語れる興味深いテーマを約30分にわたり披露、その後、弊社代表取締役の泉とディスカッションさせていただきました。
天気で変わる消費者の行動
セミナーの冒頭では、「1℃」の気温の変化が商品の売上に及ぼす影響に関する海外の調査結果をご紹介。また、弊社が開発したweathermarketing.netの活用により、天気と連動した広告をメジャーな媒体にまとめて配信することで、売上と広告費対効果を向上させることが期待できることについてもお話させていただきました。
The Weather Marketing Companyについて
IBMの子会社である「The Weather Company」は、正確な天気予報データと人々の行動に結びつく気象分析情報を多くの企業に提供。世界最大の気象IoTネットワークより、毎日全世界で22億ロケーション、総合で500億件以上の気象データを生成しています。全世界から集めた気象情報は、農作物の収量予測や病害発生の予測など、農業やヘルスケアなど、幅広い業界での活用が進んでいるとのことです。
weathermarketing.netの活用例
日本に於いては、気象データをマーケティングに活用している企業は海外ほと多くはありませんが、弊社が開発した気象に連動して広告を配信するツール「weathermarketing.net」を既に導入している企業の事例について、石丸のプレゼンに続き、弊社代表取締役の泉がご紹介させていただきました。
某自動車販売会社のYoutube広告の事例では、動画内では「あなたがいる場所の天気は●●です」と伝え、実際に消費者が住んでいる地域の気象に合わせた広告を配信したことで、クリック率は従来と比べて22%向上。また、観光地への誘致を目的とした広告の例では、次の週末の天気が晴れの時と雨の時に、広告文やクリエイティブを変更することでクリック率がアップした等、天気に連動して広告を配信することによるメリットについてお伝えしました。
今回も、沢山の方々にオンラインセミナーにご参加いただきました。スタッフ一同、改めて御礼を申し上げます。ありがとうございました! 次回は、10月頃に予定しておりますので、詳細が決まりましたら、ルグランニュースレターでご案内させていただきます。
weathermarketing.netに興味がおありの方は、是非お気軽にお問合せください。
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