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サイネージ広告にもユーザー理解は不可欠という話

最近、街を歩いていると、屋外や駅の構内、電車やタクシーの車内、コンビニやドラッグストア・スーパーの店内など、様々な場所でデジタルサイネージを見かけるようになりました。

CARTA HOLDINGS社・デジタルインファクト社が2023年12月に発表した調査によると、デジタルサイネージ広告市場規模は2023年の約801億円から2027年には約1,396億円まで成長すると予測されています。

渋谷のスクランブル交差点のサイネージのイメージ

人々に見てもらえるサイネージ広告の創り方

サイネージ広告配信面の増加に伴い、今後は、それぞれの配信面が、広告主に選ばれるメディアになるべく媒体としての魅力を競い合うことになる一方、広告主もターゲットとなるオーディエンスの注意を惹き、興味を喚起し、行動に移させるためにはどのような広告・メッセージを配信すべきかを考える必要が出てきます。

数日前に、タクシーサイネージ「GROWTH」を運営するニューステクノロジー社代表の三浦さんが、ZDnetに寄稿されていた「デジタルサイネージ広告の勝機–看板ではなく「メディア」と捉える」という記事の中で、次のようなことを書かれていました。

  • コンテンツ企画にユーザーへの理解は不可欠

  • 大事なのは、その場所にいる人々の気持ちになり、どのような情報を流せば、足を止めて興味を持って見てもらえるのかを考えること

実際、三浦さんは、サイネージの設置場所に足を運び、どういう属性の人達がサイネージ周辺にいるのか、平日や休日はどうか、晴れの日や雨の日で違いはあるかといったことを確認するそうです。

以前参加したAdvertising Week New Yorkというイベントでも、デジタルサイネージにおける魅力的なコンテンツづくりをテーマにしたセッションがあり、サイネージ広告においては、”Point of Interest”、つまりサイネージが設置されている場所の近辺にいる人達が共有している状況・興味・関心・ニーズといった「コンテクスト」を理解することが重要といった話がされていました。

サイネージとPoint of Interestの関係については、弊社のセミナーでも何度か触れていますが、たとえば、東京ドームを例にすると、巨人対阪神の試合が開催される日には、東京ドーム周辺には、巨人ファン・阪神ファンを中心とする野球に興味・関心のある人達が集まるので、球場周辺で応援グッズを販売すれば多くの人が足を止めて買ってくれます。

一方、男性アイドルグループのコンサートが行われる日に東京ドーム周辺に集まる人達に共通する興味・関心は、自分たちが推すアイドルグループやメンバーのことになるので、そこで野球の応援グッズを売ってみたところで、誰も買ってくれないのは明らかです。

サイネージの場合、周辺にいる人達の属性や興味・関心をリアルタイムで把握することは難しいですが、サイネージ設置場所周辺の「お天気」が周辺にいる人達の気持ちや行動に大きな影響を与えることは容易に想像がつきますよね?

たとえば、渋谷のスクランブル交差点近辺の気温が高ければ、多くの人が、冷たいものを飲んだり、涼しく過ごせる場所に行きたいと考えるでしょうし、雨の時は、早めに予定を切り上げて、家でゆっくりしようと思う人も増えるでしょう。

サイネージ広告を天気に連動させる意味

こうしたサイネージ設置場所の天気と人々の気持ちや行動の変化に着目し、人々の興味・関心を喚起し、態度変容を促す広告の配信を実現するため、ルグランでは、東京や大阪で大型屋外サイネージを展開する株式会社ヒットさんと共同で、天気に連動したサイネージ広告の配信システム『HITウェザー』を開発・提供しています。(プレスリリースはこちら

サイネージで配信する広告やメッセージを天気にあわせて切り替えるというソリューションは、日本ではまだ新しく、先行事例も少ないですが、海外ではすでに様々な企業が気象に連動したサイネージ広告に取り組んでいます。

中でも、マクドナルドは各国で天気に連動したサイネージの活用で注目を集めています。

たとえば、こちらは、カナダの有名なスキーリゾート「Whistler(ウィスラー)」へ向かうハイウェイ脇のサイネージに、ウィスラーの積雪量をマクドナルドのエスプレッソドリンクのホイップクリームでリアルタイムに表示する「Sweet Weather Report」というキャンペーン。

カナダのマクドナルドのサイネージ広告

ウィスラーへ向かうスキーヤーに現地の情報を事前に分かりやすく伝え、かつ、自社商品をさりげなく紹介したこのクリエイティブ。この広告を見て、近くのマクドナルドに立ち寄り、温かいエスプレッソドリンクをオーダーしたくなる消費者もいたのではないでしょうか。

一方、ロンドンでは、最新の天気予報をマクドナルドの商品を使って表すというクリエイティブが話題となりました。

ロンドンのマクドナルドのサイネージ広告

サイネージ広告を見た人が、その内容をSNSで共有したくなるような魅力的なクリエイティブを呈示することで、サイネージの周辺にいない人にもメッセージが伝わるという波及効果も期待できます。

天気に連動したサイネージ広告の配信にトライしてみたいマーケターのみなさん。サイネージ x 天気に精通したヒット社・ルグランのプロフェッショナルが、コンテンツの企画段階からサポートしますので、ぜひ、ご相談ください。

<HITウェザーに関する詳細・お問い合わせはこちらから>https://www.weathermarketing.net/hit-weather-signage

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