事例紹介 PETALS TOKYO様

東京の臨海部にある天王洲運河に、まるでヨーロッパの水上都市を訪れたような雰囲気を味わうことができる水上ホテルPETALS TOKYOがあります。

PETALS TOKYO

4室あるこのホテル。それぞれのお部屋が独立した一隻の船となっており、天王洲運河に浮かんでいるという他にはないユニークなホテルです。

今回は、このPETALS TOKYOのマネージャー佐久間有紀氏に、天気に合わせて広告を配信するシステム「weathermarketing.net」(以下WMと表記)をご導入いただいた目的や背景をお聞きしました。

まるでアムステルダムの運河にいるようなPETALS TOKYO

―まずはPETALS TOKYOについて教えてください。

当施設は、東京・天王洲にある水上ホテル「PETALS TOKYO」です。

外観は、古くから運河の街として発展したアムステルダムのハウスボートのようにハンドクラフトの味わいを大切にしています。1隻ごとに異なるデザインコンセプトを持つ内装は、個性的かつプレミアムな空間を演出しています。都心にありながら水辺ならではの自然も感じられるホテルです。

お話を伺った佐久間有紀氏
今回お話を伺った、マネージャー佐久間有紀氏

晴れの日は晴れの日の、雨の日は雨の日の楽しみ方がある

―WMの導入を決められた経緯や、その目的などについてお聞かせください。

こちらの施設は運河沿いに停泊した船に宿泊ができるという、一般のホテルでは体験できない非日常感を味わうことができ、また天候によってさまざまな過ごし方ができる、そんな施設です。

お天気に関係なく、いつでもお楽しみいただける施設であることをどのように発信していくと良いか、ということを社内で検討している中で、御社が開発した広告配信ツールにたどり着きました。

例えば、先日は東京でも珍しく雪がたくさん降りました。東京ですと、雪が降ると観光が難しく少し残念な気持ちになるところですよね。でもあの日はホテルの辺り一面が銀世界になり、まるで絵はがきの中に入り込んだような、思わず異国を旅しているような感動を覚えました。自分でも写真を撮っていて、「あれっ、ここは冬のヨーロッパかな?」と思うくらい素敵な世界が広がって、宿泊された皆さまも大変お喜びのご様子でした。

これまでにないホテル体験をイメージしてもらう難しさ

―WMを導入する前に課題となっていた点はどんなところでしたか?

2020年11月にオープンしてから丸1年が経ちますが、まずは認知度を上げることが課題でした。

天王洲の街は、このエリア特有のおだやかな雰囲気が漂う場所なので、お越しいただいた方は皆さん「素敵」と仰ってくださいますが、事前情報だけでは滞在をイメージしにくかったり、船って大丈夫なのかなぁと思われたりするようです。

そのため当施設での宿泊を通して素敵な体験ができることを、事前により多くの方に知っていただきたくためにはどうしたらよいかと考えていました。

見方を変えればネガティブもポジティブに?!

―WMをご導入いただく際の決め手になったのはどういうところでしょうか?

決め手になったのは、雨の日のご宿泊をポジティブに広告配信できるという気付きをもらったところです。

それまで私は「雨の日=ネガティブ」と捉えていました。しかし、見方を変えればそれもポジティブにすることができる。“私はこの施設ならではの雨の日の過ごし方をご提案しなくちゃいけなかったんだ!”みたいな感じでした。本当に目からうろこでしたね。

システムを導入する際のプロセスもこのツールに決めた理由の一つです。

リアルでのお打ち合わせが困難な状況でしたが、Web会議ツールを使って、私がパソコンを抱えてカメラを向けて「これがこのお部屋で……」とお見せしながら各部屋の雰囲気をお伝えしました。また、ヒアリングから出稿までのプロセスは全てビデオとメールでスムーズに進めることができました。このコロナ禍で画面越しでも細かなニュアンスや温度感を伝え合えるよう、ルグランさんが丁寧にコミュニケーションを取ってくださって、大変心強かったです。そうでなければ、お客様に届くような広告配信は叶わなかったと思います。

天気によって見える景色は千差万別。様々な体験をご提案してみる

―WMを利用するようになって改善したなと思う点はどういうところでしょうか?

実際に晴れの日と雨の日で、こんなに違った景色を見せられるということです。雨の日だからこそ、お部屋の中でのアート体験などの楽しみ方があるのを、より一層具体的にお客様にご提案できるようになったのでは、と思います。

やはり思い出を写真に残すなら晴れの日が良い、という固定観念がどうしてもありますよね。ですから当施設もこれまでそういった発信を行っていたのですが、雨の日には雨の良さがあることを伝える方法、あるいは船への宿泊のご紹介だけではなく、船の中でさらにこういうことができるよと、一歩先までいざなうような広告、そういったことが本当に勉強になりました。

雨の日に配信された広告のバナー画像
雨の日に配信された広告のバナー画像

「このキラキラする水面の輝きを独り占め」に通常の79%増のクリック率!!

―成功した一つの例として、天気予報が晴れの週末に合わせて、「このキラキラする水面の輝きを独り占めしたくありませんか?」というメッセージでバナー広告を配信したところ、気象に連動させずに配信したキャンペーンと比較してクリック率が79%高いという驚きの結果がでました。

今回得られた色々な発見をヒントに、今後もキャッチコピーと画像の組み合わせをテストしながら、より多くの皆さんにPETALS TOKYOに足をお運びいただける工夫をしていきたいと思っています。

「あなただけのバトラー(執事)」が叶えてくれる幸せのシステム

―また、ご提案をするという視点から、こちらのホテルの特徴の一つであるバトラーシステムについても教えてください。

各部屋に専任のバトラーが付き、しっかりホテルのコンセプトをお伝した上で、安心して滞在いただけるようサポートをおこなっています。

またご予約をいただいた時点で、お客様がどのような滞在を希望されているのか宿泊の目的などを伺い、「それでしたらこういったお過ごし方もできますよ」というご提案ができるように、予約時からチェックイン/チェックアウトまで、バトラーが一貫したサービスをさせていただいています。

一つの事例としては、奥様のお誕生日なんですと言われた際に、奥様のお好きなお花やメッセージプレートをご用意しました。サプライズが成功するようにスタッフ総出で部屋を埋め尽くす程の飾り付け用のバルーンをご準備したこともありますし、他にもサプライズでプロポーズをしたいと希望されていたお客様には、ルーフトップにお花やシャンパンをご用意しました。

終始楽しそうに施設の魅力を語る佐久間氏
終始楽しそうに施設の魅力を語る佐久間氏

私もこんな場所でプロポーズしてもらえるような人生が良かったなと思いますね(笑)。

―それは成功率高そうですね!

この週末はすごくいいお天気だと分かれば、こんなこともできますよ、といった訴求をしたりなど、色々なことができそうです。

1組1組のお客様に寄り添えるというのは、大規模ホテルにはできない大きな魅力ですね。

たとえどんなお天気でも、楽しみ方は無限大∞

―他にはない楽しみ方がまだまだありそうですが、例えば他にどんな楽しみ方がありますか?

PETALS TOKYOそのものが、最初にお伝えしたアートシティにあるというのがひとつのポイントです。

街中を歩いていても沢山のストリートアート、ミュージアム、ギャラリーコンプレックスなど、アートに関連する施設が点在しています。WHAT CAFEというギャラリーカフェでは、コーヒーを飲みながらアートをご覧いただき「いいな」と思ったらその場でお買い上げ、といった楽しみ方もできます。

アートがお好きな方はもちろん、今まであまり関わったことはないけど興味はあるという方でも、アートツアーを行うなど、天王洲の街そのものをお楽しみいただけるご宿泊を提案できるのではと考えています。

やはり今は海外旅行にも行けないですし、遠出ができない分、近場でも異国感が味わえる非日常的な体験をしていただけるのではないかなと思います。

中にはクリエイティブなお仕事をされる方で、このようなご時世でずっと自粛生活をされていて、アイデアが行き詰まっちゃったからリフレッシュしたいという方がいらっしゃったのですが、お休みを取るためにお泊りいただいたのに、なんだかこの空間でインスピレーションが沸いてきちゃって仕事になっちゃった、なんていう方もいらっしゃいました。

―クリエイティビティのある人は、すごく色々な楽しみ方をご自身で見つける方も多いですよね。そうでなくても、ホテルの方が一緒に滞在の仕方を考えていただけるっていうのはいいサービスですよね。

はい、ご相談いただければお客様に合わせて色々とアレンジいたします。

是非、あなただけのPETALS TOKYOの楽しみ方を見つけてください。


PETALS TOKYO

https://www.terrada.co.jp/ja/service/art/petals-tokyo/